音楽制作向けの情報源

よく色んな人から

「kohtaroさんってどうやって情報を仕入れているんですか?」

と質問されます。
どうやら周りからは「音楽関係の情報に詳しい人」と思われているみたいなのですが
正直なところこれといった特別なものを情報源としていません。

それに今は情報なんて基本的にはタダで手に入る時代なわけだし
人に聞いたりなんとか知恵袋とかで質問するくらいならググった方が早いのに、というのが本音です。

ただそうはいっても情報が溢れすぎてしまって
「まずはどこにアクセスすればいいのだろうか?」という気持ちもわからなくありません。
ネットの発達によって手足を動かしたりといった
肉体的な手間隙をかけなくて情報が手に入るようなった反面、
より頭を使わないと欲しい情報に辿り着けない時代になったようにも思います。

そんなわけでこのコラムでは特に音楽関係、音楽制作に関する私の情報源をいくつか紹介させていただきます。
ほとんどのサイトが「こんなの知ってるよw」って言われそうな有名どころばかりですが
まだ音楽制作を始めたばかりの方などには参考になるかと思いますし
無料で閲覧出来るサイトばかりですので今すぐにあなたの情報ソースに加えることが可能です。
ただしこの手の情報はどんどん古くなるので今後何か動きがあったら
随時このページに関しては更新していくことにします。

・グーグル
http://www.google.co.jp/
まずはここがド基本中のド基本です。
気になったことはすぐにググる。
人に聞く前にまずはググってみる。
例えば作業してて「あのショートカットなんだっけ?」というときも
マニュアルを開くよりもググる方が圧倒的に早かったりすることが多いです。

おまけに今はスマホの時代です。
出先でもちょっと気になったらすぐその場で調べることが可能です。
私も出先でちょっと気になったことがあったら必ず調べますし、
ミュージシャンのインタビューで
ちょっとでも気になるキーワードがあったら仮に音楽に関係なくてもググります。
例えば「この漢字や英単語はなんて読むんだろう?」と思ったらそれもコピペしてググりますし、
移動中の電車の中刷り広告でも気になったものがあったらとりあえずググります。

もちろん求めていた情報に100%行き着くわけではありませんが
秒速で国家機密以外の情報に無料でアクセス出来るのは素晴らしいですし
情報を追いかけていった結果、
伝言ゲームのように予想もしなかった想定外の情報と出会えることもあるので面白いです。
現代のテクノロジーの進化に本当に感謝です。

・Amazon
http://www.amazon.co.jp/
ここも基本ですね。
グーグルは無料での情報収集ですがこちらは有料の情報収集です。
無料の情報収集は誰でも出来て当たり前の時代ですので
人と差をつけるのなら有料の情報収集も当然必要になってきます。
特にAmazonは品揃えが半端じゃないので個人的にも重宝しています。

使い方としては音楽に限らず
気になっているテーマや知りたい情報などをまずはAmazon内で調べてみてください。
例えば作曲に気になっているのなら作曲と入れる。
ジャズ理論が気になっているならジャズ理論と入れる。
Youtubeの使い方やアメブロの使い方がわからなかったらそれらのキーワードを入れれば
キーワードの内容に該当したり関連したテーマの本が見つかるはずです。

その中で「おっ」と思った物は全てカートに入れて購入する。
関連商品でも「おっ」と思った物はそれもカートに入れて購入する。
ハズレだったらどうしようとか思わずにとりあえずカートに入れて購入する。

なぜかというと良い本ほど絶版になってプレミアがつく可能性が高いからです。
特に専門書ほどその傾向が強いと思います。
私も昔、ちょっと気になった本が超プレミアがついていて
「あの頃に買っておけば…」と後悔している物も少なくありません。

中には今は読んでもわけがわからない本があるかもしれませんが
追々自分がレベルアップしたときに役立つかもしれません。
なので買えるうちに手元に置いておくというのは間違いではありません。
(個人的にはこのような本こそ電子書籍でアーカイブしてもらいたいのですが…)

そうは言っても気になった本を全部買うお金や読む時間がないのも事実でしょう。
その場合は保留ということで商品ページをお気に入り登録して
資金や時間が出来たら購入するのも手です。
ちなみに私のAmazonで気になっている本リストは300件以上あります(笑)。
一応それを消化するように努めてはいるのですが
どんどん溜まる一方で一向に減る気配がないのが悩みです。

ただちょっとでも気になったらすぐに購入というのが本来の正しい姿だとは思います。
万が一ハズレだった場合、
いざとなればマーケットプレイスで買った物を売ることだって出来るわけです。
もちろん買った分と売った分での差額と発送の手間はあるでしょうが
そのくらいは勉強代と割り切りましょう。

逆にマーケットプレイスで
「1円+送料」といったあまりにも安すぎる本は経験上ハズレの可能性が高いです。
特に音楽関係の本に関してはその傾向が強いと思います。
CDだと「なぜこんなに素晴らしい作品でこんなに安いんだ」と悲しくなる場合が多いのですが、
音楽関係の本に関しては(特に専門的な内容になればなるほど)
「ああ、やっぱり」という意味で悲しくなるパターンが圧倒的に多いですね(笑)。

ちなみにそのような場合でも

yaruo_amazon

とか恥ずかしいAmazonレビューを書いてはいけません。

「自分は安さに釣られて本質を見抜けなかったバカです」とアピールしてるようなものですから。
自分の見る目のなさを素直に反省し、次の学びに活かしましょう。

・Youtube
http://www.youtube.com/
ここも非常に良い情報源です。
例えば音楽関係の機材やソフトなどで気になっている物があるとします。
メーカーのHPなどでもデモが公開されていることも多いですがだいたいの場合、
ミックスなどが凝りすぎて元々の音よりも盛り気味なことも少なくないので
あまり参考にならなかったりします。
でもYoutubeにはメーカーではなくユーザーが実際がアップした動画も多くあります。
ただの演奏からレビュー的な動画まで幅広いです。
音質も画質も良くないこともありますがとりあえずの判断の材料にはなります。

もちろん単純に音楽のリサーチにも使えます。
私の場合はとりあえずYoutubeでお試し的に聴いてみて
「これは!」と思ったらAmazonで音源を買うパターンが多いです。
最新の音楽から昔の音楽(クラシックやそれ以前の音楽)や
プレミアがついてとても買えない音源から
世界中の民族音楽にも映像付きでアクセス出来るのが素晴らしいですね。

しかも無料で。

自分が中学生の頃にYoutubeがあったらどんなに良かったかと思います。
生まれた頃にはこのような環境が揃っているデジタルネイティブな若者が本当に羨ましいです。

ただし動画は非常に中毒性の強いメディアなので
ちょっと意識しないとあっという間に一日が終わってしまいますので要注意です(笑)。

・Gmail
https://accounts.google.com/SignUp
もし情報収集のためにメールアドレスを登録したり、
メルマガの購読の必要があるとしたら
プライベートとは別にメールアドレス作るのをおすすめします。
例えば携帯のメールで様々なメルマガに登録すると
ひっきりなしにメールが届いて非常にうっとうしいからです。
私もプライベートと仕事と情報収集のアドレスは全部分けています。

特にGmailは無料で使えて容量も沢山なのでおすすめですし
その他のツールも(例えばアナリティクスやウェブマスターツールなど)
「これで無料なの?」というくらい使えるものばかりですので
ネット上で情報収集、情報発信をしていく場合はグーグルのツールは必須といってもいいでしょう。

・wikipedia
http://ja.wikipedia.org/
「おいおい、Wikiかよw」と突っ込む方もいるかもしれませんが意外とバカにできません。
確かに情報のソースが100%信頼出来るものではないため
情報の正確さには注意が必要ですが情報の「さわり」としては非常に重宝します。
情報にはライトな情報、マニアックな情報、専門家向けの情報の3つの段階があると思っていて
(もっと細かく細分化することも可能だとは思います)
いきなりマニアックや専門家向けの情報に触れてもほとんどの場合意味も理解出来ないですし、
3つの段階を全て満たすようなメディアや本なども皆無と言ってもいいでしょう。
ですので個人的には情報収集をするときは自分がどの段階の情報が欲しいのか、
それに合わせて情報源を使い分けるようにしています。

例えばさわりの情報が欲しいときはWikiやYoutube、もしくはキーワードを直接ググる、
もっとマニアックな情報が欲しくなったらAmazonで本や音源を実際に買う、
さらに専門的な情報が欲しいときはセミナーや講演会、
直接知っている人にコンタクトを取って聞く(もしくは習う)、
などですね。

特に知らない分野の情報収集をするようなときはまずはWikiからというのが個人的には多いですし
多くの人はWikiに載っている「さわり」レベルの情報すら知らないことがほとんどです。
ですのでたかがWikiとバカにせずにまずは使ってみることをおすすめします。

・Sound&Recording
http://www.rittor-music.co.jp/magazine/sr/
音楽制作の情報ならまずはここは基本ですね。
常に最新の機材やソフトの情報と
アーティストの音楽制作に関するインタビュー、
例えばどんな機材を使ったのかといった具体的な内容も聞けますし
広告などを見ればどんな機材やソフトが「なう」なのかリサーチも出来ますので
音楽を作っている方には参考になるかと思います。
プロの人も普通に購読してますしね。

最初はチンプンカンプンでも一年も購読すればかなり音楽制作や機材の知識がつくと思います。

ただ個人的にはここ最近のサンレコは内容が薄くなったような気がします。
昔はプロの技!みたいなマニアックな内容なものが多く、
特に個人的には伊藤圭一さんのコラムが好きでした。
Pro Toolsを中心とした内容でしたが
他のDAWでも使えるようなTipsも多く非常に参考になりましたし、
音楽に対するストイックな姿勢も文章から伝わってきたので毎月楽しみに読んでいました。
最近はこのようなプロが書いたページが減って
ビギナーやライト層を対象としたヌルいページばかりが目立つのが非常に残念です。
ですがこれもきっと時代の流れなんでしょうね。

ただ過去のバックナンバーに関しては
ヤフオクなどで結構出品されているので気になる方は大人買いするのもいいと思います。
ハッキリ言ってDAWはコンピューターの処理能力が上がったくらいで
基本概念は10年前とほぼ変わっていませんので
昔のバックナンバーも情報として無駄ではありません。

・RocK oN Company
http://www.miroc.co.jp/
facebook:https://www.facebook.com/RockoNCompany
twitter:https://twitter.com/RockoNCompany
ustream:http://www.ustream.tv/channel/rock-on-company/videos
音楽制作のショップなら間違いなくここが一番レベルが高いです。
ショップのスタッフも機材に詳しい方ばかりですし店舗も居心地がいいです。
今のスピーカー(RL906)を買うまではここに行く度に
「いつか買うぞ〜」と心の中で誓っていたのが懐かしいです。

HPや各SNSからも積極的に情報発信をしており
特にUSTで配信しているセミナーはスゴいです。
製品の販促も兼ねて行っているのだと思いますが
音楽業界でもトップのエンジニアやクリエイターを招いていますので非常に参考になります。
無料でこのレベルのノウハウが手に入るセミナーはまず日本にはないと思います。

・サウンドハウス
http://www.soundhouse.co.jp/
twiter:https://twitter.com/Soundhouse_jp
音楽やっている方なら一度は利用したことがあるといってもいいくらいの有名通販ショップですね。
とにかく安い!
国内最安トップレベルじゃないでしょうか?
カスタマーも丁寧ですし非常に好感が持てます。
何か機材を買うときはサウンドハウスでまずチェックして
そこから他のショップと比較して買うことが多いですね。
試奏が必要のない製品ならここで買うことが多いです。
特にギター弦が安いので個人的にもまとめ買いしたいときによく利用させてもらってます。

・クリプトン
http://www.crypton.co.jp/mp/
twitter:https://twitter.com/CFM_MediaPhage
サンプリングCD(今はこの呼び名もオワコンかも知れません)や
ソフト音源を多く取り扱っており私も結構ここで音ネタを仕入れています。
ボカロでも有名な会社ですね。
何か新しい音ネタが欲しいときはここで探してみるといいと思います。

・JRR
http://www.jrrshop.com/
海外で機材やソフトを買うときによく使うショップです。
特にプラグインなどにマニュアルやサポートが日本語でなくても大丈夫なのであれば
海外で買った方がお得な場合が多いです。
さらにショップ限定のディスカウントなどもわりとやっているので
それと組み合わせれば仮に送料込みだとしても
国内で買うのがバカらしくなるくらい安く買えることもあります。

ただし海外のショップはメールは当然英語ですし
カスタマーの対応も日本と違ってレスポンスが遅かったりちょっとリスキーなところもあります。
が、JRRは日本語が使えるスタッフもいるようですし
海外ショップの中ではカスタマー対応は丁寧な方なので個人的にはおすすめのショップです。
(ただし利用の際はあくまで自己責任でお願いしますね)

・ICON
http://icon.jp/
facebook:https://www.facebook.com/ICON.jp
twitrer:https://twitter.com/ICON_jp
ハッキリ言ってネットの音楽制作の情報メディアとしてはICONさんが間違いなく一番でしょう。
最新の機材やソフトのリリース情報からセールの情報まで
ここまで充実した情報を発信している方は少なくとも日本にはいないのではないでしょうか?
ちなみにあるイベントでICONさんの中の人っぽい方を見つけたことがあります(笑)。
その他、サウンドウーノさんも動作環境も含めた最新の情報を発信してくれてますので参考になります。
http://www.sounduno.com/

・藤本健の“DTMステーション”
http://www.dtmstation.com
twitter:https://twitter.com/kenfujimoto
音楽制作やっている人ならおなじみの方ですね。
初心者の方が読んでもわかりやすい内容と文章のページだ思います。
こちらも新製品の情報からクリエイターやメーカーへのインタビューなど発信しているので
ICONさんと同じくチェックしてみるといいかなと思います。

・サイデラマスタリング
http://www.saidera.co.jp/
blog:http://saideramastering.blogspot.jp/
日本を代表するマスタリングスタジオです。
ここのブログで発信しているノウハウは音楽制作、エンジニアリングに非常に参考になります。
個人的にも機会があれば是非マスタリングしてもらいたいなと思っています。

・MacFan
http://macfan.jp/
twitter:https://twitter.com/MacFan
MacやApple関連で有名雑誌ですね。
twitterでも最新の情報がツイートされてますのでフォローをおすすめします。

・秋葉館
http://www.akibakan.com/
MacやApple関連の商品を主に取り扱っているショップです。
PCショップは数多くあってもMacを専門にしているところは案外少ないので個人的にも重宝しています。
秋葉原行ったことのある方は通りかかったことがあるかもしれませんね。
余談ですが秋葉館があるビルにはロック系のショップもありまして
スリップノットのマスクが普通に売っていたのには笑いました(笑)。

・Macの手書き説明書
http://veadardiary.blog29.fc2.com/
MacやApple関連の便利なアプリやソフトなどを紹介しています。
こんなアプリないかな〜って思ったときによく参考にさせてもらっています。

・ATN
http://www.atn-inc.jp/
ジャズを中心とした海外の理論書を翻訳して販売している出版社です。
ハッキリ言って他の出版社から出ている理論書や教則本よりもハイレベルですが
プロが読んでも学びになるような良書も多く私も結構ここの本を買っています。
ただし超ビギナーの方にはちょっと難しいと思いますので
ある程度レッスンなどを受けて地力がついてから読むのをおすすめします。

・ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/
これはおまけということで(笑)。
ただネットのトレンドのリサーチに関しては非常に参考になります。
週に一回はボカロのランキングはチェックしますし
なんだかんだネットカルチャーの中心メディアですので
今の10代、20代がどんなものに反応するのか、というフォーカスで観ると面白いと思います。
ちなみに私はプレミアム会員でニコ廚です。

いかがでしたか?
他にも参考になるような情報サイトはたくさんあるかと思いますが
とりあえず上記にあるサイトを全部押さえておけば
音楽制作に関しての最低限の情報は必ず手に入れることができるはずです。

ただ最近思うのはネットで情報を仕入れるのなら英語が出来た方がいいなと痛感しています。
むしろこれからの時代必須と言ってもいいかもしれない。
特に英語のWikiはスゴいですね。
日本語のWikiよりも情報量が桁違いに多いです。
他にも例えば理論書とかでも洋書の方が圧倒的に内容の濃いものが多いので
英語をもっと学びたいと思っている今日この頃です。
(そうは言いつつサボってしまっていますが 笑)